校長挨拶・学校経営案

校長挨拶

令和6年度が始まりました。新1年生62名(通常学級58名 かもめ学級4名)のご入学、心よりお祝い申し上げます。そして、全児童の一つ上の学年へのご進級おめでとうございます。全校児童404名の新年度スタートです。 

新年度は、新たな挑戦に満ちたこれまでにない教育課程による教育活動になります。大きく変わるのが高学年の総授業時数を1086時間に抑えなければならないということです。教科・領域の学習活動の授業時間はこれまでと変わりません。減らす時数は学校行事や特別活動にかけてきた時間です。子供たちの負担を減らし、より授業に集中して取り組めるようにすることで、これまで以上に効果的で充実した学習活動が展開できるようにするということです。しかしながら、私はこのような学力偏重の考えに賛同するでなく、学校を児童の人間形成の場、社会性を育む場として充実させてきた学校行事や特別活動の意義を痛感しているところであります。だからこそ、限られた時間数の中で、これまでの臨海小学校の素晴らしい伝統をどのように引き継いでいくのかが、私にとっての大きな課題となっています。

子供たち一人一人が「今日が楽しく明日が待ち遠しい」と思える学校になれば自ずと学力はついてくる、それが私の信念であり、経験的に実感している理念でもあります。そして、それは保護者の皆さんの理解と協力があって、はじめて実現するのだということです。そのために、保護者の皆さんが学校に期待していることと、学校が頑張っていることのズレをなくし、連携を深めることが何より大事になります。連携を深めるとは、情報を伝え合って、意識のズレをなくし、一緒に子育てをすることだと私は思います。子育ては楽しいことばかりではありません。だからこそ、一緒に考え、悩み、語り合いたいと思うのです。

今年度も私は開かれた校長室を目指します。何かあればどうぞご気軽に校長室を訪ねてきてください。

教職員一同、子供たちのために全力を尽くしますので、今年度も引き続きご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

 

 

令和6年4月1日

 

校長 西沢盛和


学校経営方針

令和6年度の学校経営方針です。

R6年度学校経営方針